えっ，えっ，ほんとう？！

さて，私個人はそんな意識は全くなかったが，

「そもそも日清製粉で販売しているイーストは国内産ではなくフランス産。パン作りのプロや愛好家も使っているフランス企業、ルサッフル社の製品だという認識がパンづくりをする人の"常識"だ。」

そんな常識があったとは。

ゲンダイデジタル恐るべし！

記事の最後には，カメリアのインスタントドライイーストの中身は赤ですか，青ですか，金ですか，とまで日清製粉に聞いたとの記載がある。

本当に恐るべし。

使っていたら別物だって思う人の方が多いと思うけど。

でも切り替えてからもう10年以上経っているからな。どこかの時点で変わったのかもしれない。

でも確かめたいとは思わないんだよね。あの癖のある香りに戻りたいとは思わない。

まあ，ソースのレベルと中途半端な記載を見れば信用に足る話ではないことは明らかと思いますが。

振り回される人がかわいそうです。

大山鳴動して鼠一匹

（意）事前の騒ぎばかりが大きくて、実際の結果が小さいこと。

いろんな人を巻き込んで大騒ぎをしても，結果として何も得られないなんていかがなものでしょう。

まあ，火口は黒川問題からなのかもしれないけど，現在国会で審議するべき論点はその論点とは離れた問題であると思う。

少子高齢化社会を迎えるに当たって，高齢者の生活を支える費用をまかなうために，対象となる世代を引き上げた（年金問題）一方で，給源となる現役世代の口数を確保するため就労可能年齢の上限を上げる必要がある。最終的には定年の引き上げを行うべきところをこれまでは再任用という形で対応してきたところ，段階的に引き上げる調整を取ってやっと法律改正までこぎ着けてきたところなのだと思う。この法律はあくまでも一般的な制度を作っていくもの。

この大きな枠組みは検察官でも代わりはないはずで，司法試験を受けて検事になる高給取りは知ったことかといえることかもしれないけど，副検事にとっては大きな話ではないだろうか。

問題となっている定年延長，職務延長についても，検察官についても横並びで制度を用意しておく事に違和感はないと思う。

今回は皆さん特定人の次のポストしか見ないで騒いでいるが，人事って後に誰をどの時期に持ってこれるか，というのも大きな問題であるし，つなぎで適当に人を据えることも難しい話なのだから，それを考えれば検察官であるか否かにかかわらず，柔軟に対応できるシステムは用意しておく方がいいに決まっている訳で，今後の人財枯渇時代に即した形態としても必要な改正とも考えられる。

そして，これまで大きな流れを作って時間をかけて最終段階の法案上程まで乗せてきた事をを考えれば，棚晒しにして1年先送りするのもどうかと思う。

それから，騒ぎに対する私の違和感の中心は，なぜ「定年延長」にそれほどまでかみつくのか，という点。

本来，そんな問題のある人であれば，高検の検事長に任命される段階でもっと声を上げるべき話なのではないか。公共の代表者である検察官の任命に関して，国会議員が国政調査権等を持って関与することはあってしかるべきだと思うが，そのような事がこれまでされていないのに，なぜ検察官人生の一番最後の定年延長・職務延長にかみついているのか。延長の詳細な要件を考えるよりも先に（そもそもそのようなギチギチの要件を先に考え尽くすなんて時間の無駄でしかないと思うが），適任者の任命について民主的コントロールをどのようにするべきか，の議論を行うべきものではないのか。

そんなにひどい人が高検の検事長をやっていて，それをこれまで放置していたのであれば，先導している国会議員は立法府の1構成員として国民に対して詫びの一言でもあっていいのではないか。

と，またごまめの歯ぎしりでしかないが，ふつふつと愚痴がわいてきたので記しておく。

スーパーの棚に戻ってきたね。

今日行ってきたスーパーの棚に、強力粉とドライイーストが戻ってきていました。

おかえりなさいませ。

日清製粉のカメリア、カメリアスペシャルが閉店間際のスーパーの棚にたくさん乗っていました。

ドライイーストに至っては国内製粉会社のものはなかったですが、私が使っているものが、しかも普段の4倍量のパッケージのものが、これでもくらえ！とでもいうかのように積みあがっていました。

いやいや、毎日焼かないし、普段の量でも半年弱持つのに、いくら冷凍庫に入れてもそんなには持たないです。

と、手に持ってはしまいましたが、今日はごめんなさいをしてきました。

普段買っていたものが以前の値段で買えますように。祈るばかりでございます。

聞いただけではわからないからね。

検察官の定年延長で大騒ぎになっているのがよく分からない。

法律案も見てみたけれど，どうして，これで内閣の勝手で内閣の思った人が事務総長はじめ幹部検察官としていられるようにする改正であると，断言できるのかも分からない。

基本的には国家公務員の定年延長とパラレルに作成されたものでしかないし，検察庁法で検事長と次席検事は内閣に任命権があると定められていることから，定年延長についても内閣が任命権者として判断することとなっているだけの話でしかない。

俎上に乗る人物の年齢等から見ても，現時点で具体的な意図があるようには到底思えず，逆にこんな話で質疑の時間を食い潰すほうがどうなのだろう，思ってしまう。

それがこの騒ぎ。盛り上がっている人たちも憶測で進んでいる人も多いように感じるし。

ちゃんと根源となっているところを自分で見て，読んで判断したいな。それをおろそかにしてはいけないと，端から見て思ったところ。

なんだかお腹が落ち着かないのは

たぶん，食い物の恨みはおそろしい，ということなのだろうな。

強力粉やイーストの買い占め転売が，マスクより気味の悪さが強く感じられるのは。

単純な憤りではない，腸の煮えくりかえるような怒り，自分の中で収まることができず，相手に対して返してやりたいものを生み出すような，そんな感情。

内省するのも変ではあるが。

今晩はもう寝る。

少し歩き回ってみたら

数日前にも書いたけど，国内製粉会社のドライイーストが，すっごい高値で売れてるんだね。正直びっくりです。

その昔，パンを自分でこねて作り始めた頃は国内製粉会社の販売するイーストを使っていたけど，あっという間に輸入品のドライイーストや天然酵母に移行してしまいました。

なぜかといえば，以前使っていたものの匂いが好きになれなかったから。これにコロナ前の10倍近くのお金を払って買おうとは到底思えません。

まあ，しばらくすればドライイーストは店頭に入ってくると思います。入ってこないならお店で焼いたパンを買うだけの話です(酵母使って焼くこともあるけど）。普通の人は多分そうするんだろうな。

でも，いろいろな人がネットに書き残しているものを見ていると，たとえ香りが悪かろうとも，たとえ値段が法外だろうとも，ドライイーストで手間をかけず，アレルギーで問題がないパンを自分で焼いて食べざるを得ない，という人もいるのだ，と把握したところです。

なんともひどいお話です。かといって自分の家の冷凍庫で出番を待っているドライイーストを誰かのために出せるような余裕があるわけでもないのですが。

早く騒動が収束することを祈るばかりです。

強力粉，ないねぇ

ないない，とはいいつつも，強力粉に関してはマスクと違って手に入りやすい。そんな感覚があります。どうせ日々使うのだから，と思えば，少しだけ多いものを買うだけのことだったりもするし，転売で売っている阿呆のような高値のものに手を出さなくともいいと思っています。メルカリ見てあまりの高値に大笑いしてしまいました。

何より私，瑞穂の国に生まれたもので，いざとなれば米があればいいわけで。

そうそう，薄力粉は沢山出ていますし，ベーキングパウダーが（食用かどうかは別にして）なくなることはないですから，ホットケーキミックスだって同じこと。秤がないと困りますけどね。でもネットで市価の何倍も出して買う程のものではないのは間違いないので，あまりマスクより慌てていません。

家にいるからパンを焼く・・・・在宅が長くなればなるほど，自分でパンを焼くのがいやになる人の方が多いと思っています。自分でやってみたら分かると思うけど，キッチンのあちこちが粉だらけになるし，手間も時間もかかる訳で，好きでなければ度々やろうと思えないのでは。ホームベーカリーを買った人も，一通り使い回せば買った方がおいしく安く楽に食べられることは分かるし，私みたいなニーダー代わりに使う人もそれほどいないのはわかりきっている訳で。

だからなおさら，買われた強力粉が捨てられることなくすべて誰かの胃袋を満たすために使われることを願う。強力粉は賞味期限が短いの。賞味期限を過ぎたのは確実に膨らみが悪くなる。食べたときの舌触りも変わる。商品価値はガクッと下がる。転売目的の人は捨てるだけなんだろうな，と思うと悲しくなる。

さあ，明日も仕事。もう寝ないと。

ガーゼのマスク，懐かしいねぇ

ガーゼのマスクを洗うとこんなに縮むじゃないか，と文句を言っている人がいる。

ユニチャームの超立体マスクが発売されるまでは，ガーゼのマスクが一般的で，花粉症の人もこのマスクをして耐えていたし，洗えば縮むけどそんなことは百も承知で，縮んだマスクを何回も使っていた記憶がある。

マスクというものを使うようになった小学校の給食当番の時のマスクが，みんな親が手作りしてくれたガーゼのマスクを使ってて，マスクが文房具屋で販売されるようになるのも高学年ももうすぐ卒業，という時期だった記憶がある。当然ながら、買ったものだろうと，作ってもらったものだろうと，洗って使い回していたし，どんなに丁寧に洗ったって縮めずに洗うことなんて無茶な話だということはみんな経験上分かっていることだった。

不織布の使い捨てサージカルマスクを誰もが手にするようになってから２０年くらいか・・・・，年を取ったものだな，と思う。豊かで平和な世の中だ，とも思う。

もはや我慢なんか，みんなできるわけないでしょ，とも思ったりもする。

元々アレルギー性鼻炎の持ち主で，マスクと抗アレルギー薬は手放せなかったから，マスクはある程度備蓄していたけど，だんだん在庫がなくなってきた。配られるマスクは縮んでも大事に使いたい。

長い休みの後で

ずいぶんと長い間、書くことをしていなかった・・・・・。

忙しかったのか、そうじゃなかったのか。

一ついえることは、余裕がなかったのは確かなんだろうな、と思う。

じゃあ、今余裕があるのかといえば、ありますともいえないのだが。

福島県産桃の続編

福島県産桃を買って食べました。おいしかった。
という記事を書いたあと，「福島県産桃」でネット検索をかけたところ，以下の記事が見つかりました。
いずれも講談社現代ビジネスという所のサイト。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11320

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/12458

私も確かに，買うときには躊躇したのです。いろいろ。
最終的に思ったのは，福島だからという縛りはおかしい，と思っているからでしょうか。
かの３月中旬期，放射性セシウムは関東近郊のあちらこちらに飛散していたことは既に明らかで，自分自身その空気をマスクもせずに吸っていたわけで。
それ以外にも様々な農産物・加工品に既に放射性セシウムは暫定基準値の範囲内が多いのだろうけど，含まれている可能性が高いわけで。
そんな状況下であえて福島産だけを強調して選択肢から除く，という行動には合理性はあまりないのではないかと思った次第。

放射線にしきい値はない，ということも理解できる。出来る限り取り込まないようにする，という行動も合理的な行動であるし，そのためにできることは出来る限りした方がいいのだろうけど，原発事故由来の放射性物質以外にも常日頃から人間は自然由来のカリウム等の放射性物質を体の中にいれ，体内被曝はしているわけで，これをゼロにして生活すると言うことも，基本できない。

どこかで自分なりに線を引かざるを得ないのだが，その線の引き方として「福島産」であることは，どれだけ合理性があるのか。原発から近いからリスクは高い，という点に関しては，既に今回の牛肉のようにたまたま福島産牛で出てきたものの，稲わらの流通経路が異なっていれば，それは他の地方産の牛肉で発生していた可能性のあるものについて，既に説明が付かない主張としか考えられないわけで。

で，結局私は買った。そして食べた。
皆さんはどう考えるのだろう。